Googleビジネスプロフィールで住所を非公開にする方法|自宅事務所向け

自宅を事務所にしている個人事業主やフリーランスが、お客様の所へ出向いて仕事をし、自宅では接客していないなら、Googleビジネスプロフィールに住所を非公開のまま載せられます。住所の代わりに、対応する地域(サービス提供地域)を表示する形です。これから作る方は線引きと新しく作る手順から、すでに住所を出して登録している方は「切り替え方」の章から読んでください。書いているのは、宮城県東松島市でホームページ制作をしている Creap Tail 代表の伊藤翔太です。当社も自宅が事務所で、住所を出さずに登録して運用しています。

目次

住所を非公開にしてよいのは、お客様を迎えない事業者

最初に、自分が住所を非公開にしてよい事業者かを確かめます。Google のビジネス情報のガイドラインで、プロフィールを作れるとされているのは2つです。お客様が訪れることのできる拠点があるビジネスと、お客様のいる場所に出向くことができるビジネスです。このうち、看板を出さずにお客様の所在地へ出向いてサービスを提供する事業者は「非店舗型ビジネス」として登録できます。Google のサービス提供地域のヘルプでは、非店舗型を「客先に出向いてサービスや商品を提供し、ビジネス拠点の住所では接客しないビジネス」と説明しています。非店舗型なら、住所はお客様に対して非表示にしなければなりません(ガイドライン)。逆に、住所を表示しない選択は非店舗型の場合だけにするよう、住所の管理のヘルプは勧めています。ガイドラインには自宅で営業する配管業者の例もあり、その場合はプロフィールから住所を消去するよう求めています。

判断の目安は次のとおりです。

自分の働き方住所の扱い
自宅にお客様を迎えず、作業や打ち合わせはお客様の所へ出向く非店舗型として、住所を非公開にする
店舗でお客様に対応し、出張もするハイブリッド型。条件を満たせば、住所を出したまま対応する地域も出せる
お客様と会わず、オンラインだけで完結するガイドラインが挙げる条件(来店できるか、出向くか)のどちらでもないので、登録の前にガイドラインを確かめる

店舗で対応しながら、住所を出したままサービス提供地域も出すなら、営業時間中に店舗に人が常駐して応対できることが条件です(ガイドライン)。また、郵便物の受け取り先を借りているだけのバーチャルオフィスでは、プロフィールを使えないとガイドラインに書かれています。

新しく作るときに住所を非公開にする手順

ここからは、Googleビジネスプロフィールを新しく作るときに、住所を非公開にする手順です。画面は2026年3月に当社が登録したときのもので、今は文言や順番が変わっている場合があります。

1. 作成を始めて、ビジネスの種類で「非店舗型ビジネス」を選ぶ

Googleアカウントでログインし、Googleビジネスプロフィールのページの「今すぐ開始」から作成を始めます。ビジネス名と業種を入れて進むと、ビジネスの種類を「オンライン小売店」「店舗」「非店舗型ビジネス」から選ぶ画面が出ます。住所を出さないなら「非店舗型ビジネス」を選びます。

ビジネスの種類選択画面

2. サービス提供地域を入れる

次に、対応する地域を入力します。上のサービス提供地域のヘルプによると、地域は最大20か所まで指定でき、全体の範囲は拠点から車で約2時間以内に収めるよう案内されています。拠点からの半径では指定できないので、市町村名などで具体的に入れます。

サービス提供地域設定画面

3. 拠点の国が「日本」になっているか確かめる

拠点の地域(国)を選ぶ画面で、プルダウンが「アメリカ合衆国」になっていることがあります。「日本」に変えてから進みます。続く連絡先の画面では、電話番号は任意で、ウェブサイトがあれば URL を入れます。

ビジネス拠点の地域入力画面

4. オーナー確認のために住所を入れる

最後に、確認のための送付先住所を入れる画面が出ます。ビジネスの確認には、拠点の住所の入力が必要です(住所の管理のヘルプ)。自宅が事務所なら、ここで自宅の住所を入れることになります。2026年3月に当社が登録したときの画面には「こちらに入力していただいた住所は公開されません」とあり、私書箱は対象外とされていました。Google のオーナー確認のヘルプでは、確認の方法として電話やテキストメッセージ、メール、ライブビデオ通話、ハガキが挙がっています。

オーナー確認画面

すでに住所を出しているGoogleビジネスプロフィールの切り替え方

非店舗型なのに住所を表示したまま登録してしまった場合も、あとから非公開にできます。住所の管理のヘルプにある手順は次のとおりです。

  1. Googleビジネスプロフィールを開く
  2. 「プロフィールを編集」から「所在地」を選ぶ
  3. 「ビジネス所在地」の横の編集アイコンを選ぶ
  4. 「ユーザーにビジネスの住所を表示する」をオフにする
  5. 「保存」を選ぶ

住所を非公開にすると、プロフィールにはサービス提供地域だけが表示されます。サービス提供地域を入れていないと地域が自動で選ばれるので、同じ「所在地」の画面で自分で入れておきます。実店舗から非店舗型に切り替えるなら、住所を削除してサービス提供地域だけを入力します(サービス提供地域のヘルプ)。反映までの時間は、ヘルプによって書き方が違います。住所の管理のヘルプでは、プロフィールの変更は通常10分ほどで、場合によっては30営業日ほどです。サービス提供地域のヘルプでは、地域の編集は最長で48時間ほどです。保存した直後に表示が変わらなくても、しばらく待ってから確かめます。

住所を出さないと、何が変わるか

住所を非公開にすると、プロフィールには住所の代わりにサービス提供地域だけが表示されます。お客様には「どの地域に対応しているか」が伝わる形です。

地図の検索での順位に関わる要素として、Google は「関連性」「距離」「知名度」の3つを挙げています(ローカル検索結果のランキングを改善するヒント)。関連性は、検索した言葉とプロフィールがどれだけ合っているかです。距離は、検索した人から拠点までの距離です。住所を非公開にしたときに距離をどこから測るのかは、このヘルプでは説明されていません。知名度は、ビジネスがどれだけ知られているかで、クチコミの数やリンクしているウェブサイトの数なども使われます。このうち関連性と知名度は、プロフィールの中身や評判で変わる要素です。

当社は住所を出さずに登録しています。その状態で、2026年10月15日に代表がログインしない状態で「東松島市 ホームページ制作」と検索したとき、地図の枠の2番目に出ていました。検索する場所によって順位は変わるので、目安として見てください。

住所の代わりに、プロフィールで補えること

住所が見えない分、どんな事業者なのかを、プロフィールの中身で伝えます。ランキングのヒントのページによれば、情報が充実していて正確なほど、ローカル検索に表示されやすくなります。手を入れる場所は4つです。

ビジネスの説明

上限は全角375文字(半角750文字)です(プロフィールの編集のヘルプ)。対応する地域と仕事の中身を、地名を入れて書きます。ガイドラインは、事業の使命や沿革などの役に立つ情報を書くよう求めています。リンクは使えず、キャンペーンや特典を過度に強調する内容も認められていません。当社は、東松島市を拠点にしていることと、対面での打ち合わせに対応していることを書いています。

写真

店の外観が無くても、仕事の様子は写真で伝えられます。たとえば作業の前後、道具、作業中の手元、ロゴです。表札や家の外観など、お客様が分かるものは写さないようにします。当社はロゴと、仕事の画面の写真を載せています。

投稿

プロフィールにはお知らせを投稿する機能があります。当社は、料金の案内、地元での打ち合わせ、記事の紹介、補助金の受付開始のお知らせを、これまでに4本出しています。

クチコミと返信

取引のあったお客様に、リンクやQRコードで投稿をお願いできます(Google の「クチコミを増やすためのヒント」)。ただしクチコミに関するポリシーでは、割引や無料の特典と引き換えに頼むことを禁じています。その場で書くよう要求・強要することも禁止です。当社も、見返りを付けずにお願いする方針です。いただいたクチコミに返信すると、お客様の声を大切にしている姿勢を示せる、とランキングのヒントのページにあります。

屋号や会社名で検索してもプロフィールやサイトが出てこないときは、会社名で検索しても出てこないときの確かめ方も参考にしてください。

まとめ

客先に出向いて仕事をし、拠点の住所では接客しない非店舗型のビジネスなら、Googleビジネスプロフィールで住所を非公開にできます。新しく作るときは「非店舗型ビジネス」を選んでサービス提供地域を入れ、すでに住所を出しているときは「所在地」から表示をオフにします。住所を出さない分は、説明文・写真・投稿・クチコミで、どんな事業者かを伝えていきます。

Creap Tail では、プロフィールの設定や投稿の更新もお受けしています。料金プランのオプションに、MEO運用(キーワード選定・店舗情報最適化)は月5,000円、投稿の更新は1回3,000円と載せています。全国どこからでもお問い合わせフォームでご相談いただけます。宮城県東松島市・石巻市とその近郊の方は、宮城県東松島市の地域ページから、対面での打ち合わせもご相談いただけます。

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